vManageによるオーバーレイネットワークの管理

vManageはViptelaのSD-WANソリューションを構成するコンポーネントの1つで、オーバーレイネットワークの動作状況や各コンポーネントの設定情報を管理しています。管理者はvManageのGUIもしくはRESTful APIを使用して、オーバーレイネットワークの運用と管理を行います。今日は、スクリーンショットを使いながら、vManageの主要な機能をご紹介したいと思います。

ダッシュボード画面

vManageのGUIのトップページであるDashboard画面によって、管理者はオーバーレイネットワークのリアルタイムの状況を簡単に把握できます。Dashboard画面には、vSmartやvEdgeなどの各コンポーネントの状態や、コントロールプレーン(DTLS/TLSトンネル)の接続状況、データプレーン(IPsecトンネル)の接続状況と品質などが一覧で表示され、問題がある場合にはすぐに把握できるようになっています。

vManage Dashboard

Dashboard画面の各ブロックをクリックすることで、詳細を表示することもできます。例えば、ダッシュボードの左下にある青い棒グラフのブロックをクリックすると、オーバーレイネットワークを流れるトラフィックをDPI (Deep Packet Inspection)で可視化したグラフが拡大表示されます。グラフのそれぞれの棒をクリックすると、当該アプリケーションのトラフィックを多く送出している送信元IPアドレスを確認することができます。

vManage DPI
vManageを使ってネットワーク上を流れるアプリケーションを可視化

Dashboard画面の右下のブロックには、IPsecトンネルの回線品質の情報を表示されています。クリックすると下のスクリーンショットのように、各トンネルの遅延、パケットロス率、ジッターの情報が表示され、オーバーレイネットワークの中で最も品質が悪いトンネルを簡単に確認できます。

vManage AAR
vManageを使ってIPsecトンネルを遅延の大きい順に一覧表示

ジオグラフィー画面

MonitorセクションのGeography画面は、世界地図上に企業のViptelaコンポーネントの設置場所をマッピングして表示します。地図を拡大して、詳細な場所を表示することもできます。

vManage Geography
vManageのGeography画面

ネットワーク画面

MonitorのNetwork画面では、vEdgeやvSmartなどの各コンポーネントの詳細な状態を確認できます。インターフェースの情報、コントロールプレーンやデータプレーンのコネクションの状態、トラフィックの詳細を確認できるほか、直接コンポーネントにログインしてCLIで確認できる情報のほぼ全てがこの画面から確認できるようになっています。

vManage Network Control
vManageを使ってvEdgeのコントロールプレーンの状態を確認

さらに、ネットワークの疎通性や障害ポイントを簡単に確認できるように、GUIでのトラブルシューティング機能も提供されています。

vManage Troubleshooting
vManageが提供するトラブルシューティング機能

テンプレート画面

ConfigurationのTemplate画面では、vEdgeやvSmartなどの各コンポーネントの設定をテンプレートとして一元管理できます。CLIベースで設定を定義するCLI Templateと、GUIベースで設定を定義するFeature Templateという2種類の定義方法が準備されており、規模や好みに応じて使い分けることができます。テンプレートによる設定管理については、今後あらためて詳しくご紹介したいと思います。

vManage Template
GUIを使った設定の作成画面

今日ご紹介した機能のほかに、vManageはポリシーの管理や、各コンポーネントのソフトウェアのアップグレード、イベントやアラームなど、管理者にとって必要な機能を多数提供しています。また、それらの機能にはGUIだけでなく、Restful APIでアクセスすることもできます。

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