Viptelaユーザー事例:北米のリテール銀行

今日ご紹介するユーザ事例は2つのデータセンターと約3000の支店にViptelaを導入している北米のリテール銀行で、現時点の世界最大のSD-WAN導入事例と言われています。顧客名は非公開ですが、米国のTechTargetの記事にもなっていますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

この銀行はWANの帯域幅の枯渇という問題を抱えながら、新たにビデオをベースとするアプリケーションの導入が決まり、支店でのゲストWifiの提供も始まったことからWANの大幅な見直しが必要となりました。

当初は従来型のルータをベースとしたソリューションを検討したものの要件を満たすことができず、数多くのSD-WANソリューションを検討した結果、Viptelaの採用が決まりました。決め手となったのは、ポリシーによってアプリケーションレベルでの経路制御を一元的に行えること、3000拠点(冗長化により6000デバイス)という大規模環境でもIPsecでのセキュアなデータパスを構築することができ、インターネットをWAN回線として安全に使えることでした。

Viptela導入の効果

3000サイトでViptelaを実装した北米のリテール銀行の事例
約3000拠点でViptelaを導入した北米のリテール銀行の事例

Viptela導入前、この銀行は2つのMPLSプロバイダと回線サービスを契約していましたが、メイン回線は片方だけでWANに十分な帯域幅を得られていませんでした。Viptela導入後は、片方のMPLSプロバイダを解約し、かわりにインターネット回線を2つとLTE回線を契約しました。これにより、回線コストを削減しながら、広帯域のインターネット回線を含む4つの回線をWANとして使用できるようになりました。また、Viptelaのポリシーを使用して、ユーザのアプリケーション体験を改善するとともに、すべての回線をアクティブに使えるようになり、実際の帯域幅は従来の約10倍になったといいます。

また、この事例は「サービスチェイニング機能」を効果的に使用している点も特徴です。Viptela導入前、この銀行では3000拠点すべてにファイアウォールが導入され、管理がほぼ不可能な状態でした。Viptela導入後はサービスチェイニング機能により、ファイアウォールをいくつかの中核拠点に統合し、導入と管理にかかるコストを大幅に削減できました。これらの効果により、Viptelaの導入でWANにかかるコストは従来の10分の1になったとされています。

Internet Exit機能」によるクラウドアプリケーションへの対応、「セグメンテーション機能」なども使用し、まさにSD-WAN時代のWANを実現した事例といえます。

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