ユースケース:vEdge Cloud仮想アプライアンス

vEdgeルータ 製品ファミリー」の回でご紹介したように、vEdgeには仮想アプライアンス版があり、vEdge Cloudと呼ばれています。現在、Amazon Web Service (AWS)、Microsoft AzureやVMware ESXi、KVM、及びHyper-Vに対応する仮想アプライアンスがリリースされています。今日はこのvEdge Cloudを利用したユースケースをご紹介します。

vEdge Cloudのユースケース #1- 企業WANをパブリッククラウドに延長

企業とAWSのVPC(Virtual Private Cloud)との接続には、キャリアが提供するDirect Connectを利用するか、インターネット経由でIPsec接続を行うのが一般的です。vEdge CloudをVPCに展開することで、企業はDirect Connectとインターネットを2つのWAN回線として同時にアクティブに使い、VPNを企業のDCや各拠点とセキュアにフルメッシュで接続できます。

vEdge_Cloud_with_AWS

vEdge Cloudでは、ハードウェアで提供されているvEdgeと同じ機能を使うことができます。各拠点からVPCに対して最適なパスで接続できるだけでなく、VPC上のアプリケーションにあわせてDicrect Connectとインターネットを使い分けたり、セグメンテーション機能を使うこともできます。つまり、VPCは企業のWAN環境にシームレスに接続された、企業ネットワークの一部として使われることになります。

vEdge Cloudのユースケース #2 – VNFとしてvCPEでSD-WANを使用

企業が拠点に必要とするネットワーク機能は場合によっては多岐にわたります。しかしながら、小規模な拠点に複数のネットワーク機器を導入すると、コストや機器を置くスペース、運用などが課題となります。このため、ファイアウォールやWAN最適化など、複数のネットワーク機能をVNF(Virtualized Network Function)として1つのx86サーバー上に展開し、拠点にまとめて展開するvCPE(Virtualized Customer Premises Equipment)を使うという選択肢があります。

vEdge_Cloud_as_VNF

vEdge CloudはVMware ESXiやKVM向けにも提供されており、これらのハイパーバイザーをベースとするvCPE上にVNFとして展開できます。VMware vCloud NFVやOpenStackから管理することも可能です。これにより、企業は最適なコストでSD-WANを含む複数のネットワーク機能を拠点に展開することができます。

また、Cisco ENCS (Enterprise Network Compute System)やNFVIS (Network Functions Virtualization Infrastructure Software)との連携が進められています。

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